釣り道楽

May 11/12, 2001

ありがとう!ヒデ船長!

大特集! 沖縄舟釣り紀行

 

1万円のチケット
某航空会社の1万円のチケットを手配してくれた人がいて、沖縄へ2泊2日で行くことになりました。安いから行くというのでは安物買いの何とか、になってしまうので目的のある旅にしょうと考えました。その目的が舟釣りです。宿は朝食付き4千円、しめて1万8千円の超ウルトラスーパーリッチな沖縄旅行です。


ヒデ船長(左上)、釣れすぎ君(右上)、モリガメ(左下)、O氏(右下)

沖縄ガラスのモリガメ

O氏、ツムブリget!


最初はモンガラ


モリガメは、イラブー


本命も俺だ!

太公望へ→手ぶらでOK!
深夜の那覇空港で安チケット手配師・カメラマン・今回釣り紀行の同行者であるO氏と落ち合い、そのまま国際通 りの飲み屋・Jへ直行!明日の大漁を願い祝杯!翌朝、サンコウチョウの鳴き声で目覚め8時出漁予定なので那覇市沿岸漁港の太公望へ。実は羽田出発時のニュースで台風1号が、先島諸島沖で異常に早い季節の発生をしたことを知ったので出航出来るか不安で一杯なモリガメご一行様です。太公望は土曜午前中にラジオの釣り番組を持っているメジャーな釣具店で某巨大サーチエンジンで検索して予約しておきました。予約担当者の名字は「なかんだかり」さん。エキゾティックな名前でしょ。お目にかかりたかったんですが今日はおやすみのようです。我々の乗る舟は「ヒデ丸」だそうで、船長はヒデさん、それと琉球大の学生さん(釣れすぎ君)がアシスタント・クルー、O氏、モリガメと本日のチーム結成です。

マリーンブルーの海、
亜熱帯の日差しはどこ?
小さなヒデ丸は那覇港を出て波立つグレーの海を北西にひた走って行きます。エッこんな若い船長さん!って最初思ったんですがヒデ船長の腕は確かなようです。30分ほどで着いたチービシという海域は那覇と慶良間諸島との中間あたり、那覇近海では最良の漁場のようです。その証拠に悪天候のなか半日の間に大小の釣り舟を5〜6隻はみかけました。点々とある白いサンゴの小島や、海中のリーフの浅瀬がチービシをつくりあげています。ヒデ船長は魚探をにらめながら慎重なポイント選びをしています。狙いはグルクン、沖縄人には馴染みの食材です。

モリガメ、フエダイget!

釣れすぎ君デビュー!!
ヒデ船長とアシ君は、我ら・にわか釣り師がグルクン狙いのサビキをしている傍らでフカセ釣りを始めます。ヒデ船長は仕掛けの準備、我々の世話、繰舟と全体の目配りもしなければなりません。釣果 はやはり集中出来る方に集中するのでしょう。アシ君(以下、釣れすぎ君)にシイラがヒットしたのを皮切りに、彼の仕掛けにビンビン掛かりだします。シイラは仕掛けを上げて来る時ルアーの理屈で食いついたようです。フエフキダイ各種、オオマチ、ツムブリと、まさに釣れすぎ君状態です。我々の上げたスズメダイ(写 真の尾部に白帯のあるものはすぐ死ぬのでだめ)を生き餌に使い順調に釣り進みます。ヒデ船長が異常を察知し上げると、凄い引きO氏がきました。取り込みを変わってもらい寄せても、糸さきは舟縁にそって引き込まれるばかり、フッと油断したすきに根にもぐりこまれました。ラインはのびきり使いものにならなくなり20m以上は捨てなくてはならないほどの怪力の持ち主でした。逃がした獲物は大きいねえ。

大外道大会
おじさん'、
オジサンを釣る
アンカーを打っていよいよ釣り始めです。どっちが先に上げるかの勝負はO氏の勝ちで、サビキ3投目くらいで派手なモンガラカワハギをヒットしました。続いてモリガメがオジサンを、ヒデ船長のポイント選びは的中のようです。ポイントを変えつつ釣り続けるも、ベラ、ハタ、ススメダイ、アイゴと釣れるのは外道のオンパレードです。それでもO氏は2匹のグルクンgetに成功しました。一方、モリガメは極めつけの大外道・イラブーを引き当ててしまいました。エラブウミヘビです。性格はおとなしいが、毒自体はハブもコブラも上回る強烈な毒の持ち主です。

 

 

 

 

 

 

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